年末年始。
あなたはどう過ごされましたか?
私は読書三昧。
日常に追われ、ここ最近なかなかできずにいた読書をしました。
しかも2017年6月に出たヤツ。
それでも半年で30万部。
なので読んでおいて損はないでしょう。
未来の日本~人口減少日本でこれから起きること 著者 河合雅司
帯のコピーが強烈です。
メディアでも聞いたことがあるかもしれません。
2016年 出生数が100万人を切った・・・
2020年 女性の半数が50才超え
2024年 全国民の3人に1人が65才以上の超高齢者大国
2026年 認知症患者が7030万人規模(高齢者の5人に1人が認知症)⇐
2027年 輸血用血液が不足
2033年 3戸に1戸が空き家に
2035年 男性の3人に1人、女性の5人に1人が生涯未婚の未婚大国⇐
2039年 火葬場が不足
2040年 自治体の半数が消滅
2042年 高齢者人口がピーク
2045年 東京都民の3人に1人が高齢者に⇐
2050年 世界的な食料争奪戦に(世界人口97億3千万人)⇐
⇐は、帯にない年代記事ですが、インパクト大なので紹介します。
これだけ問題が列挙されると、何も言えません。
なのでただ黙々と読み勧めました。
ちなみに2018年の問題は、大学の定員割れ問題でした。(私立大学の40%が定員割れ。経営悪化による閉鎖?)
まあ、詳細は控えますが団塊世代と団塊jr世代が大きく影響を及ぼしているのだな、と理解出来ました。
それにしても予見できる知恵がありながら、手を打たなかったツケが後でジワジワと押し寄せてくるのは、これもやはり国民性による"先送り"症候群なんだろうか?
あまりに衝撃的過ぎて・・・どうぞ興味のある方はお読みになることをおすすめします。
本書では、解決に向けた処方箋も紹介されています。
2月22日 爆放!THE FRIDAY[芸能人の介護問題・・]なる番組で、
竹内先生が紹介されていたようです。
「芸能人の介護問題」なるコーナーでは、俳優の布施博 夫妻
と同居の母の認知症状が紹介され、その症状を1日1500mlの水分補給で、
改善に至る様子が紹介されていたそうです。
竹内 先生「認知症状が治る、といっても過言ではない」とも。
嫁のことを「もう一人は、いろいろと手伝ってくれる人」としか、
認識してなかった母が、1日1500mlを飲むことで、徘徊もなくなり、
嫁を「あなたはうちの大事な嫁さんでございます」と
余裕綽々で応えるほどに、変化する様子を伝えていました。
ここ宮古島でも、徐々にではありますが、竹内式ケアの介護の重要な4項目である
「水、メシ、クソ、運動」の中の「運動」や「水」に理解を示す家族が出てきています。
しかしまだまだ、不十分な感を否めません。
番組でも 認知症の発症年齢が51才、との衝撃の事実から、
竹内先生の言うように 50代の頃から「水を飲む習慣をつけている方が良い」は、
あながち大げさではないことがわかります。
私たちも介護を生業とする者として、この普及に努めていきたいと決意を新たにしました。
それにしても、TVの力はまだまだ大きいですね。
年末恒例の行事お言えば、やはり忘年会。
欠かせません。
これがないと年が明けないと言う方も、私も含めての周りには大勢います。
私の場合は、季節や曜日の感覚にうといと言うのが、その理由です。
毎週、欠かさず通うスーパーで 季節を知る、(感じるではなく)方も多いのではないでしょうか。
陳列される旬の果物や食品で、「え、早くない?」とか
「ああ、もうこんな季節か」と悟ります。
私のその一人です。
今年もあれ?と思う間もなくやってきた忘年会。
日頃、制服の社員もこの日ばかりは気合いが違います。
普段なかなか出来ないおめかしも、この日は遠慮なく飾れます。
むしろ日常を離れるこの機会に、とばかりに華やかであればあるほど
良いのではないのでしょうか。
毎年、ファッションテーマを決めて、開催冒頭に品評するプチコンテストを
行います。
今年のテーマは"クリスマス"なので、サンタやトナカイをイメージさせる
ファッションやカラーでの参加が多くありました。
表彰に続いて、お待ちかねのビンゴゲームと食事会でフィニッシュ。
一年の締めくくり。
そしてまた来る新年を、新たな気持ちで迎えるために。
一人一人が、思い思いの忘年会を楽しんだのだと思います。
恒例の事例発表会。
今回は12月19日18時よりデイサービスにて開催しました。
デイサービス利用者を2名としあわせそうから1名。
日頃の、互いを高め合うために競い合っているケアを発表しました。
忙しさにも流されず、身につけ磨いたケア。
デイサービス2チーム、しあわせそうから1チーム。
それぞれのチームにケアの良さがあり、にじみ出ています。
お年寄り一人一人の問題点を抽出し、改善を図る個別ケア。
たとえば最近、立ち上がり動作の困難なAさんには
パワーリハビリのホリゾンタルレッグプレスを。などなど・
科学的根拠あるケアと、人間的優しさ。
多数決の末、結果はデイサービス玉寄チームに軍配が上がりました。
惜しくも、受賞を逃したチームはまた次回、挑戦願います。
まずはその前に骨休みを。
クリスマス、忘年会新年会と 恒例の行事イベントが待ち構えています。
次回も期待しています。