パワーリハビリは
うつ、認知症、パーキンソン、脳梗塞後遺症など
幅広い疾患?に有効な運動療法です。
「歩けない」方を、「歩く」に導くのですが、その理論は
全身の筋肉を無理なく楽に機能させる運動療法です。
普段、使われていない筋肉を刺激し目覚めさせ活動参加させるわけですが、
記憶に関係するホルモン、アセチルコリンが何万倍と分泌されるそうです。
認知症は、アセチルコリン欠乏症と言われていますが、パワーリハが認知症にも効くのは
このようなところから来ているのでしょう。
私たちにこにこサービスではスタッフにも
オススメしていますが特に更年期?のスタッフに
愛用されています。
写真右はとある日のパワーリハ風景です。
意外ですが、昭和世代よりも大正世代が元気で
積極的に取り組んでいます。
この世代の要介護者は、まだまだ向上心や
自己克己心があるようです。
初めてパワーリハを受ける方が、
その日はおそるおそるパワーリハを受けても
翌日は、「よく眠れたよ」「便秘が治った」
「肩の痛みがとれたよ」など、次回からは喜んで取り組むようになります。
介護職としては、「とっても軽くて簡単な運動」をわずか数分するだけで、いとも簡単に
「嬉しい変化」をもたらすのですから、驚きです。
「夜が眠れない」「食欲がない」「体がだるい」など、不定愁訴は老人の日常ですが、
これがあるからこわくない、の気持ちですね。