今ではもうおなじみになった、くもん学習療法。
もう、その効果を疑う方は、少ないのではないでしょうか。
高齢になると、体を動かすのも容易ではなくなります。
運動療法が、老化による認知機能防止になるのはモチロンですが、運動の苦手な方は
くもん学習療法が、何よりの大きな助けになります。
自信回復、認知機能の維持回復も期待できますよ。
今回、1月23日に来島いただいた小林さんは、学習療法センターの普及部 西日本チームの統括マネージャーさん。
元タクシードライバーの方の回復事例を紹介。
くもん学習療法を行うようになってから、学習支援者との交流を減るごとに、自らが「そうだ、自分は人
と触れ合うことが好きで、接客業であるタクシードライバーになったんだ」と、気づきと回復に至るまでの様子を紹介した頂きました。
学習療法は、孤独の解消から失った役割の創造までを体験、実感させてくれる機会でもあるのです。
認知症の方は、いろいろな多くのものを失い誇りを失う体験をされながら、最後は自分自身をも見失ってしまう方が多いのではないのでしょうか。
身体的には問題ない、方は孤独、孤立が認知症のはじまりなのかもしれません。
自己有用感の低下を、感じたときに認知症が始まるのかもしれません。
そのようなさなかにおいても、人との触れ合いを感じられるくもん学習療法ならではの逸話でした。