去る12月1日(金)18時30分から宮古合同庁舎"にて 厚生労働省 老健局 総務課
課長補佐 石井義泰 氏による基調講演が開催されました。
"これからの宮古島市" と題し ~介護を取り巻く環境を考える~ との副題で、日本全体が迎えるであろう近未来社会を、データを通してわかりやすく語ってくれました。
もちろん、全国平均や沖縄県、またなによりも 我が宮古島市の統計資料も並べて、問題をリアルにイメージできました。
が、この手の話しは「 重すぎる現実 」ゆえに、聞き進めるにつれて、なんとなく暗くなりがちです。
いえ、私だけかもしれませんが(-_-)
いつ聞いても、解決の見いだせそうにない 日本の人口ピラミッド。
また認知症有病率。
これを地域包括ケア システム、で対処してゆくわけですから。
財源なし、人材なし、時間なしの状態から 安心な社会を築いていかなければならないわけです。
これから来るであろう近未来社会は、ITに高齢化という人類が初めて迎える場面だらけです。
ロボットの活躍する場面が増えて来るのは、何となくイメージ出来ますが、人が少なくなる、いなくなるのはなかなか想像しづらいものです。
経済学ではないですが、人の少ない社会では、人が価値を持つのだと思います。
若者の少ない社会では、きっと若者が価値を持つのでしょう。
そのように考えると、これから迎える人口減少社会では一人一人の価値が向上し大切にされる社会になってくれることを祈るばかりです。